慢性的な腰痛を改善するために②
自分で自分を癒してにっこり生きる!ヒサリエです。
前回、慢性的な腰痛改善にまずは自分の骨盤を知ることが大事だと書きました。
慢性的な腰痛を改善するために① - ゆるりと。ここちよく。私らしく。
私の15年以上の腰痛がラクになったのは骨盤の傾きが変わったことが大きいです。
では骨盤の向きがどんな状態が腰に負担がかからないのかというと
ズバリ骨盤がまっすぐ、立っている状態です。
骨盤が立つとは
わかりやすくいうと
おへそが正面を向いている状態です。
実際やってみるとわかりますが
骨盤が前に倒れすぎているとおへそが少し下を向き(反り腰)
骨盤が後ろに傾いているとおへそが少し上を向いていると思います。
どちらでもない、いわゆるおへそがまっすぐ正面を向くように意識すると骨盤が立っている状態になります。
骨盤がしっかり立つと背骨のカーブがきれいなS字になり腰にかかる負担が減り
体本来の自然な姿勢=体にとってラクな姿勢に近づきます。
ちなみに以前の私を自分なりに分析してみると
骨盤が後ろに傾きお尻が下がってる状態で←おしりがないと母親によく言われていた
構造上背骨のS字が崩れ上半身が下にひっぱられていたにもかかわらず、
無理に肩や背中、胸を張ろうとすることでさらにへんなところに力が加わり、頭痛肩こり胃腸の不調、重さをもろに受け止めていた腰に痛みを引き起こしていたと考えられます。
筋肉ももちろんないので支える力が弱く負担がさらに増します。
その負担を助けようと体の他の部分も協力体制に入ります。
腰に負担、硬くなる→腰を守れ!→お尻が硬くなる→お尻を守れ!→モモが硬くなる→モモを〜〜〜
背中が硬くなる→背中を守れ!→肩(肩甲骨)が硬くなる→肩を守れ!→首が硬くなる→首を〜〜〜
・・・といった具合でどんどん筋肉の緊張が連鎖していきます。
からだはつながっているので、筋肉の緊張はさらに呼吸や血液の流れ、内蔵などにも影響していきます。
すべては姿勢、体の中心といってもいい骨盤の傾きが体の健康状態に大きく影響してしまうということなんです!
(そして『姿勢』は心の影響を深く受けます。。。)
・・こんな具合で長い年月をかけて私の全身ガチガチの体完成、いってみれば姿勢の悪さからあらゆる不調を生み出してしまっていたんですね。
今思えばそりゃそーだ!ですが知らないって怖いです。。
というわけで
腰痛をなんとかしたい!と思ったら
まず重要な第一歩、
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☆骨盤を知る。(検索すれば画像がたくさん出てきます)
☆自分の骨盤を手で触ってイメージ、理解する(これ重要です!)
☆日々意識しておへそを正面に向ける(骨盤を立てる)
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腰痛持ちの方は(私もそうでしたが)無意識にカバーしようと腰に力が入ってしまいお腹がノーマークになりやすいです。
お腹に意識を向けましょう。
慣れてきたらさらにお腹(下腹)にきゅっと力を入れておしりを締めてみます。
骨盤を立てることが日常になれば少しずつ必要な筋力がついてきて意識しなくても
自然とその姿勢を保てるようになっていきます。
力が入りすぎるとまた別な強ばりを生んでしまいますのであくまで気楽にいきましょうね!
骨盤がいい角度だと腰があきらかにラクです。
この感覚は自分の骨盤と仲良くなって試行錯誤していくしかないです。(おへそは目安にすぎません)
そしてからだの状態は日々違うので、私も都度模索です♪
からだの変化はとてもゆっくりで、段階があります。
あせらずのんびりまずはできることから続けてみましょう(^^)
この先の段階も徐々に書いていきたいと思っています!
腰痛に悩んでいる方が少しでもラクになりますように。。