ゆるりと。ここちよく。私らしく。

いつだって風通しのいいココロとカラダ。自然体で楽しく生きる☆

受け入れ、手放す。

 

 

新緑がキラキラ眩しい季節になりました。

 

 

生命力あふれる木々の鮮やかなグリーンは

目に映るだけで気分が明るくなります(^^)

 

 

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お隣さんがひろ〜いお庭の手入れをされていて

窓を開けたら濃厚な草の香りがブワ〜〜っとしました。

 

 

むせるような草の匂い。。。

キライじゃないです(^^)

むしろ、ワクワクします。

 

 

ふと

朝の澄んだ清々しい森の空気や緑の匂い

小鳥のさえずりに胸が高なった、小学校の林間学校を思い出しました。

 

 

場所や詳細は覚えてないのに、五感で感じたことは今でも自分の中に残っているから不思議です。

 

 

 

 

・・・森林浴したいなぁ

・・・森の中で癒されたいなぁ

 

 

このところよくそう思っていました。。

 

 

そして

グリーンを求めていたわたしの心は

いっぱいいっぱいだったんだ。と改めて気づかされたのでした。

 

 

 

 

 

つい最近まで

知らぬ間にわたしはあることに執着してしまっていました。

 

 

 

それは『思い出』。

 

 

去年の12月に亡くなった愛犬ココアとの、思い出でした。

 

 

 

日に日にココアのことを思い出す時間が少なくなって

 

どんな感じでお留守番をしてくれていたのか

どんなふうにいつもそばに寄り添ってくれていたのか

どんなふうに一緒に寝てたのか

・・・・・・ 

 

 

気づいたら

日常の中に当たり前にあったココの姿が自然と思い浮かばなくなっていて

 

 

一緒に過ごした長い長い年月より

まだたった5ヶ月なのに、

 

 

いないことが当たり前になりつつある現実に

無性にさみしさを覚え

 

それに慣れていく自分に

なんだか嫌だなって思ってしまいました。

 

 

 

忘れていくのは自然なことであり

だからこそひとは生きていけるのだと理解しています。

 

実際この流れはむしろとてもいい流れなんだと、自分でも感じていました。

 

 

 

それでも。

 

 

ココとの日々を忘れたくない!!

そう強く思ったのです。

 

 

そして忘れまい!と気負うほど

あえて思い出そうとするほど

 

心がギュッとなってなぜか悲しい気持ちになりました。

ココに申し訳ないと、勝手に罪悪感のようなものもうまれていました。

 

 

 

思い出にこだわることが

結果的に心を縛りつけ自由を奪い、心の余裕をなくしてしまいました。

 

 

日々の生活や仕事で慣れや飽きを感じるようになり

楽しみを感じられず、変化したいと思いながら

自分がどうしたいのかわからずイライラしていました。。。。

 

 

 

 

 

そんなわたしの心を開放してくれたのは、友人でした。

 

 

 

わかっているのにどうしても受け入れられないことがあって

そんなひとりではどうしようもないときに

導き助けてくれる存在がいてくれるというのは本当にありがたいことです。

 

 

 

 

 

「忘れていいんだよ。」

 

 

優しく友人にそう言ってもらえた途端、

 

何だかゆるされたような気がしました。

 

 

スルスルスルっと心が解け、軽くなっていくのがわかりました。 

 

  

友人に肯定してもらえて

 

やっと“それでいいんだ”って

 

わたしの心が安心して受け入れることができたんです。

 

 

 

 

受け入れたから、

 

 

自然と手放すことができました。

 

 

罪悪感が消えココアのことを想うとただただしあわせです。

 

 

 

 

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いまも、ココのキラキラした明るい魂のエネルギーをわたしは感じてる。

 

 

見守ってくれているのがわかる。

 

 

これはわたしの感覚が教えてくれること。

 

 

記憶から思い出がこぼれ落ちていったとしても

 

 

この感覚がいつだってわたしとココを繋げてくれるんだ。

 

 

 

 

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