香りで過去へタイムスリップ
ここ最近家の窓を開けると
ふわぁぁ〜っと風にのって金木犀のいい香りがただよってきます(^v^)
秋ですね!
すぐそばにある公園から香ってきているのですが
わたしは金木犀の香りが大好きなので
とっーーーても癒されています♡
自然の香りに勝るものはなしです(^^)
ひとによってはこの香りから『トイレを思い出す』という方もいるようです。
昔はにおい消しのためにトイレのそばに金木犀を植えていた家庭が多かったのだとか・・・
香りって本当に不思議です。
その香りを感じた瞬間
過去の、
その当時の記憶だったり感覚だったりがブワァ〜っと呼び起こされたりするんですもの。
脳が覚えてる、過去にどこかで出会った香りたち。
その香りから連想されること
いい思い出も
切ない思い出も
自分だけの思い出。
自分だけにしかわからない感覚。
なんだか愛おしいです。
つい最近、道の両側田んぼがどこまでも広がるゆったりした景色のなかを車で通りました。
何度か通っているその道から
なぜかそのとき漂ってきた香りは田舎のおじいちゃん家を思い出させてくれました。
大好きだった今はもう亡きおじいちゃんおばあちゃん。
小学生のときは毎年必ず夏休みに泊まりに行っていました。
(当時は)遠かったので1年のうち夏休みにしか遊びに行けなかったんです。
ある年、姉の受験で今年は行けないとなったとき
わたし一人で行く!と言い放ち初めて新幹線に一人で乗って旅した、
あれは小学4年生のこと。
と言っても新幹線に乗るまでは両親が、降りたらホームにはおじいちゃんが待っていてくれたけど(^^:)
当時おじいちゃんちは本当に田舎で
近所に鶏小屋があったり 臭い!
土手?が続いたりとにかくなんにもないから遠ーーーーーーーくにある小学校が見えたりして
目に入る景色が広々として大きくてなんだか面白かった・・・・子供だったからもあるかもしれないけど
そんな懐かしい記憶が次々浮かんできて
ほっこりしつつも切なさも生まれて
なんだか心がきゅっとなりました。
でもそれは決して嫌な感覚ではないのです。
むしろ浸っていたい・・・・
生きていく上で
こころを、意識を、『今』に向けることがとても大切だと感じています。
でもこんなふうに
ときには
香りに導かれるまま
『過去』にゆっくり思いを馳せてみるのも
悪くないなぁ
そう思ったのでした(^^)