生きていく。

久々のブログです。

最後に更新した10月半ばから約2ヶ月の間

わたしは『いのち』を学ばせてもらっていました。

生きるということ。

死、というもの。

全身全霊でそのことを教えてくれたのは

最愛のわんこ、ココアでした。

青い青い空が

どこまでも広がっていた12月のある晴れた日の朝

ココアは静かに旅立っていきました。

17歳と約4ヶ月半の生涯でした。

最期の最期まで

ココアは本当にすごくて優しくてそして可愛かったです。

毎日一緒にいられるだけで本当にしあわせでした。

そしてココアも、しあわせを感じてくれていたと心から信じています。

ずっと元気だったココ。

20歳くらいまで生きてくれるもんだと、本気で思っていました。

一緒にいるのが当たり前で

ココのいない生活なんてそれまで全く想像できませんでした。

それがある日唐突に、

そしてたった2週間で「死」というものを意識せざるを得ない状況に一変してしまいました。

わたしはこの急展開に全く気持ちがついて行けず

この間できることをしようとそれはもう必死でした。

でも、わたしが必死になればなるほどココは冷静に見えました。

自分に起きているこの流れに抗おうとせず、むしろ「自然に受け入れている」ようでした。

通院を嫌がり、薬を嫌がり・・・。

良かれとわたしがしていることは、ココの負担でしかないような気がしていました。

ヘルニアから始まり、

もはや調べられる範囲では何が原因なのかわからなくなっていました。

ついに、今日で最後かもしれない、、、そう思うことが起きました。

先生とも話し、できることはすべてしたと治療することをやめました。

きっとまた元気になる！と信じていたわたしは

覚悟を決めなければいけないのだと悟りました。

それから

わたしが覚悟を決めた次の日から

奇跡が起きました。

それまで何も口にしなかったココがご飯をちょっとずつ食べてくれるようになり

徐々に元気になっていったのです！

まるで具合いが悪かった2週間がなかったかのように、その前のココに戻りました。

ココの強い生命力に感動して

わたしはもう嬉しくて嬉しくて。

そうでしょうそうでしょう。だっておかしいもの。

あんなに元気だったのに、まだまだそんなわけないもの！！

そして、もうココの嫌がることはしないと心に強く決めました。

それからはココがどうしたいのか、よくよくココを観察するようになりました。

『今のココ』の表情や仕草をしっかり見るようになって

なにかするときはまずはちゃんとお話しして、反応を見るようにしました。

そうすることで、ココが望むことにだんだん気づきやすくなっていきました。

そして同時に、日々のわたしの心の変化にも意識を向けるようになりました。

嘘みたいですがわたしの心の状態とココの状態はどうもリンクしているようでした。

（このことに気づかせてくれたのはご縁あった自然療法の先生でした）

ココと向き合い

自分と向き合い

命と向き合い

そうやって濃密な時間が過ぎていくなか

旅立つその日まで1ヶ月ちょっとをかけて

ココの様子はゆっくりゆっくり変わっていきました。

そのうち

ご飯を食べなくなって

そのうち

お水を飲まなくなって

そのうち

おしっこをしなくなって・・・・

ココがそうやって少しずつ段階をふみながら進んでくれたことで

わたしは「死」を受け入れる心の準備をすることができました。

ココがわたしのためにそうしてくれたんだと思います。

わたしがもう大丈夫だとわかって

安心して逝ったのだと思っています。

ココの最期は穏やかで、とてもきれいで、まるで生きているかのようでした。

正直、あのときああしなければどうだったんだろうとか、今でもふと思ってしまいます。

そのときは最善と信じてしたことをもししなかったならまた違っていたかもしれない、、、

タラレバです。。

そう考えるのはなんだかココに失礼な気がしてすぐにやめるんですが、、、

それに

してきたことは愛でしかなかったです。

すべて、愛でした。

ココに関わってくれたすべてのひとが愛をいっぱいくれました。

本当に感謝しています。

きっとそこはココにも十分伝わっていると思っています（＾＾）

ココがいなくなって2ヶ月弱。

まだまだ涙が出ます（；v；）

けど、前を向いていきます♪

ココと約束したので！

こっちゃん、たくさんの愛としあわせをありがとう♡