映画アバターの世界観と私の思うヨガ

自分で自分を癒してにっこり生きる！ヒサリエです。

今更ながら

映画『アバター』（2009年）を初めて観ました。

当時3Dでとても流行ったのは記憶していますが

いまだ世界興行収入1位だそうです！

私は当時、あまり興味がなかったです。3Dが苦手だったのと見た目が怖い。。

今回、加入しているhulu（フールー）にUPされたので観てみました。

(観てみたいなぁとなぜかふと思って、レンタルしようと思っていたタイミングだったのでちょっと驚きました。)

おもしろかったです！

その世界観が

ヨガに通ずるものがあって（というかそのもの）とても感慨深かったです。

ヨガを学んでいるからこそ感じる、受け取れるメッセージがあり

私にとって観るときがちょうど『今』だったのかな、なんて思います。

人間の理解や想像を遥かに超える自然のもたらす神秘的で圧倒的な力。

すべては調和とバランスで成り立っている。

私たちは見えない大きな力によって生かされている。

自然の力を敬い感謝し謙虚に生きること。

自然や生き物、目では見えないものと心でつながるということ。

絆を結ぶということ。

信頼するということ。

この先どんなに科学技術が進歩しようとも

さらに生活が便利になって

機械化や物事の簡略化が進んでも

自然がなくなっていけば生体の、地球のバランスが必ず崩れていく。

私は環境の難しいことはよくわからないのですが・・ 

こういったことを純粋に感じられる人がもっともっと増えていったらいいなと思います。

私たちの『体』は一番身近な『自然』だと

ヨガの龍村修先生はおっしゃっています。

科学が発達している今の時代でもなお解明されていないことの方が遥かに多いそうです。

 「ヨガとは体をテキストとして生命（いのち）を学ぶもの」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（超ヨガ　龍村修　幻冬舎）

生きるってなんだろう。命ってなに？どれ？

心ってどこにあるの？

って小さい頃よく思っていました。

今でもはっきりいってよくわかりませんが

感じるものでこそあり

きっとはっきりわからないでいいことなんだと思います。

この世界同様、

身体も、調和とバランスで成り立っています。

心と体のバランス

エネルギーのバランス

ストレス（緊張）とリラックス（弛緩）のバランス

ホメオスタシス（恒常性）のバランス

・・・

バランスが崩れると不調や心身の病気の引き金になります。

このバランスを整える方法のひとつとして

体を使ったヨガ（アーサナ（いわゆるポーズ）、呼吸、瞑想）がとても有効です。

長年の思考の癖、体の癖で本来の姿勢ではない形で調和してしまった身体（ゆがみ）を少しずつ少しずつ元に戻していきます。（気づいたら、、戻っています）

とても時間がかかりますし生きている限り実はゴールもないのです。

そして心と体はつながっているので体を動かすと同時に『心の力』が不可欠です。

自分に感謝する心

自分に優しくしようとする心

自分を丁寧に扱おうとする心

自分を信じる心

そしてなにより

そのままの自分でも十分すばらしいと思う心

（変わっても変わらなくてもどちらでもいい、と思える心）

自分を愛し

自分の体を敬い、自分は生かされているんだという謙虚な気持ちで

自分に向き合い続けた時

気づいたら、

本来の自分の姿に戻り

見える世界が変わり

なんてことない日々に‘幸せ’を感じられる‘私’になっていると思います。

（もし感じられなくなっても、また戻れる。この繰り返しです） 

続けているうち

ポーズが深まるかもしれないし深まらないかもしれない

体（姿勢）が変わっているかもしれないし変わっていないかもしれない

気になってた不調がなくなっているかもしれないしなくなっていないかもしれない

痩せるかもしれないし太るかもしれない

どっちでも、なんでもよくなっていきます。

結果を求めなくなるんです。

こうしたい、こうなりたいと『目的』をもつことはすばらしいことですが

もたないことで、逆に無限の可能性が生まれます。

ヨガをするということは

神秘的な‘自分’というすばらしい‘自然’の

無限の可能性をどんどんどんどん広げていくこと

なのかもしれません。